お引っ越し大作戦 2

 閲覧くださり、ありがとうございます。
霊感強すぎBBAです。

「シャーマン(霊媒)体質の人は概ね髪が長いらしい」と言う話を小耳に挟みました。
「そういえば、ゲゲゲの鬼太郎も妖怪センサーは髪の毛だったなあ?」と思いました。

ならば髪の毛を切ったらパカっと開いてしまった霊感の蓋が閉じるか、
もしくはマシになるかも!

と安直な思考に至りました。
そんなわけで、お風呂上がりにオットにザクっと切ってもらいました。

結果は、惨敗でした。(チーン)

翌日早速霊障アタックを受けました。(笑)


さてさて余談が長くなりました。

前回の記事の続きです。


仲良くしてくれている不動産屋さんが紹介してくれた物件を娘と一緒に内見しに行きました。
前の記事にも書きましたが、明るいし、場所はいいしお家賃は予算内。
建物の躯体もしっかりとしているので、お隣さんに「うるさい」と言われる心配もなさそうだぞ、と
娘と2人でかなりテンションが上がりました。


が。

そこで事件(霊的な)は起きました。
ものすごい目眩に私が襲われてしまいました。

床がグルングルンと回って見えてしまって、平衡感覚が全く取れなくなってしまいました。

あまりにもひどいので壁に寄りかかりましたが、
それでも全く平行が確保できないので、そのままずるずると部屋の角まで移動しました。
それでも全く平行が確保できないので、しゃがみ込みました。
それでも全く平行が確保できないので、四つん這いになりました。

「これはあかんやつだ。」と思いました。
実際に息も絶え絶えながらも
「この物件はあかん・・・。あかんやつや・・・。」と呟きました。

その場にいた不動産屋さんと娘はひどく驚いていました。

私は娘に自分の手首に巻いている黒壇のお数珠と、モリオンのブレスレットを手首から外して渡しました。
自宅で霊障アタックを受けた時に、
オットがそれらを使って私を正気に戻らせてくれるのを頻繁にみていた娘は、
見様見真似ではありますが、それらで私の背中を何度も強く擦りました。

息も絶え絶え、でも気を失うわけにはいかないぞと必死で耐えていた状況の中、
「塚かぁ・・・。」と感じました。
「土地の因縁が深いんだなあ・・・。」と。
「だからこんなに強いのか・・・。」とも。

なんとか意識を保っていた私は、四つん這いで部屋の外に出ようとしました。
なんとか外に出た途端、「すん。」と言うような感じで眩暈は止まり普通に歩けるようになりました。

周囲の人たちから見たらあれ?あれれ?って言う感じでしょうね。


とにかくこの物件は霊的にかなり強いから、せっかく案内してもらったんだけど、
成約には至りませんでした。
なんかごめんなさい。


家に帰って来たオットにその日のことを話していましたら
「塚かあ・・・。って思ったなあ。」
と思い出しました。

オットが調べてくれたのですが、
当該物件は二つの塚の間に位置していたみたいでした。

高円寺は昔々湿地が存在していて、
そこを隔てて南側と北側に分かれて激しい戦が行われていたのだそうです。


今はその湿地は治水されて「桃園川緑道」として遊歩道になっています。
地下には水脈が今も存在ます。

そしてその合戦場でお亡くなりになった方達の魂を弔うために、
お寺がたくさん建立されたのだそうです。

その中で一番大きくて有名なお寺が「宿鳳山高圓寺」
高円寺という地名の由来になったお寺です。
宿鳳山高圓寺の入り口の立派な門、
そこが合戦場になった湿地と陸地の境目だったのだそうです。

お亡くなりになったご霊が、その門をくぐってご供養を求めてお寺に入っていったのでしょうね。
そのために、人が通らない湿地との境目にお寺の入り口の門を構えたのだそうです。

そんなわけで、件の湿地帯があった跡地の近くには、
びっくりするぐらいたくさんのお寺があります。

そしておそらくそれでもご供養が間に合わなかったのでしょうね。
複数の塚が存在しているのだそうです。

霊障から知る土地の因縁。みたいな。

我が家のすぐ裏にたくさんのお寺があります。
毎朝、毎夕、お勤めのドラの音が聞こえてきます。
今もご供養は続いているのですね。

お寺ってすごいなあ。
お坊さんってすごいなあ。

と思いましたよ。

ちなみに我々夫婦が住んでいる自宅は、
合戦場のど真ん中な場所だったみたいです(笑)。

どこまでもそういうのに呼ばれる自分。
はあぁ・・・。

という話でした。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

コメント

このブログの人気の投稿

BBAの新しい活動

生き霊ストーカー 8(あとがき)

ショックだったこと