生き霊ストーカー 2
閲覧してくださり、ありがとうございます。
霊感強すぎBBAです。
前回の記事の続きです。
5 単身赴任じゃなくてショート移住にした理由
これは私自身が不安だったから、ということが一番大きいです。
古巣の社長に対する不信感が強かった。
「いいように利用されてしまうのではないか?」という不安感がものすごく強かったのです。
なので、夫も一緒に移住することで、何かしらの抑止力になるのではないかな?と思いました。
ネットショップ担当者がいなくなってしまったということで、
古巣の生地の販売は当面はWildberryで行うことになりました。
でもゆくゆくは古巣でネットショップの運営をできるようになることを目標として
みんなで少しずつ協力し合ってやっていくという話になりました。
そして、「私が好きじゃない生地はWildberryでは販売しない」、ということも要望書には記載されていました。
それは話し合いの時に社長も了承してくれていました。
6 蓋を開ければ
実際に大阪の家を整えて生活ができるようになりました。
3月の後半から「Wildberry in Osaka」というふうに銘打って古巣の生地の販売を開始しました。
もちろんWildberryチョイスの仕入れ生地も店頭には並びました。
社長は取引先各所に
「うちにはなあ、Wildberryっていう生地販売部隊があるんやで。」
と吹いて回るようになっていたようです。
「要らん生地あったら売ったるから、なんぼでも言ってや。」
と。
これは私の知らないところで吹聴しまくっていたみたいです。(後で知った)
私は今まで通り粛々と古巣の生地と、自分チョイスの生地とを販売するということをやっていました。
3月が終わり、売り上げの報告を行いました。
3月後半から再始動していた割には、まあ、「いいんじゃないかなあ。」と思える実績でした。
ただ、古巣の生地は原価が高いので販売価格も高くならざるを得なくて
売り上げ的にはちょっと振るわない感じでした。
まあ、仕方ないよね・・・時間をかけて少しずつやっていくしかないよね。
と私は思っていました。
7 無理難題
4月に入ってすぐの社内打ち合わせの時に
「うちの専務さん(奥さん)が弊社の生地を毎月300万ほど売ってもらわないと困ると言っているんだよ。」
と社長が言いました。
「え、ウチの仕入れベースで?」
と聞きましたら
「弊社の利益ベースで。」
と言われました。
正直に言います。
Wildberryは毎月300万の売り上げを上げていた時期もありました。
でも、その時は最低でも3人〜7人のスタッフに手伝ってもらっていたし、
仕入れベースで毎月300万はやったことがないし聞いたこともないし、人員が足りません。
「いや、努力はしますが、人員が圧倒的に足りない。社長含め社員のみんなに全面的に手伝ってもらわないとその数字は到底達成できません。」
と答えました。
彼らには、私の顔がお金に見えていたのかしら?と思います。
8 守られない約束
Wildberryでは私が好きじゃない生地は販売しないということで両者合意したはずなのですが
「知り合いのテキスタイルメーカーの社長が亡くなったんや。番頭を務めていたデザイナーの女性が今1人で残務整理をしている。可哀想やから、そこの在庫生地、全部引き取ることにした」
花柄のプリントの生地が大量に作業場に入荷しました。
いい生地ではあるけど、これはWildberryのカラーじゃないなあ・・・。
と思いながら販売しました。
ていうか、
古巣の社員の皆さんも手伝ってくれるって言ってなかったっけ?
「言ってくれたらやるけど。」みたいなスタンスばかりが見えて
あんまり積極的に手伝ってくれている感がないなあ・・・。
てか、一回も手伝いに来てくれてない人もいるし。
その上、自社サイトの立ち上げはどうするんだい・・・?
モヤモヤしながら販売を続けました。
4月の古巣への送金はひゃくすうじゅうまんになりました。
目標の300万まではまだ半分ぐらいだけど、
このまま頑張ればかなり近い数字まで出せるかも。と思いました。
でも、
自分がチョイスしたわけではない生地を販売するのは不本意だし、
なんだか「売らされている」感が否めませんでした。
それでも
古巣の会社が財務上非常に大変な状況であるということを聞かされていたので
また周辺の繊維業界も大変な状況のところが多いのは事実でしたので
グッと我慢の気持ちで口をつぐんでいました。
続きます。
読んでくださってありがとうございました。
あかんやつですね。その2にして既に疲労困憊です。
返信削除この先どんどん疲労感増します・・・(汗)
削除