幽霊3分クッキング 2
閲覧していただいてありがとうございます。
霊感強すぎBBAです。
さて、大好評企画(ホンマか?)幽霊3分クッキングです。
今日は大根の浅漬けです。
これもおそらくH子おばあちゃんが教えてくれました。
味のイメージがふっと入ってくるんです。
んで、その時の私は「大根の漬物が食べたいのかな?」と思い準備を始めました。
料理なんてどうせ毎日するんだし、お仏壇にお供えするんだったら
故人さまの好きだったもの、「食べたい」と思っているものを
お供えするに越したことはないですもんね。
準備を始めると、「ああしろ、こうしろ。」という感じで頭の中に指示が入ってきます。
その通りに作っていたらあら不思議、美味しいものが出来上がっている、という感じです。
大根の浅漬けはすんごく簡単なので、「本当に3分で作れるんちゃうか?」と思うぐらいです。
大根を薄切り(いわゆる千枚漬けぐらいの厚み)にスライスして、
お酢、塩、塩昆布、水、で調味した液に漬け込むだけです。
お好みで鷹の爪を輪切りにしたものも入れると良いみたいです。
「柚子の皮入れてほしい」と言われましたが
「ないわ。」と言って断りました。(強気の孫嫁)
「少し酸っぱいかな〜。」ぐらいのところで大丈夫みたいです。
漬かって来ると大根の甘味がよく出て、ちょうど良い感じになります。
これ、食事の箸休めや食後のお口直しにめちゃくちゃ良いです。
口の中がさっぱりするのと、胃もたれ防止にもなります。
私の母親は料理が嫌いな人でした。
なので料理のレパートリーも非常に少なく、
私自身も小さい頃から食に対する興味関心が薄く(美味しくないので)、
食経験は少ない方でした。
自分の家の冷蔵庫に常備菜とか自家製の漬物とかがあるなんてことは、
あったためしがありません。
実家を出て自分の食べるものを自分で作るようになって
「作りようによっては美味しくできるんだ!」ということを知ってから
料理がとっても好きになりました。
(実家飯どんだけ不味かったんや)
ですがこの歳になっても「自分の知らない料理」っていうものがたくさんあります。
食べたことのないものは作りようがない、ってやつですかね。
今回H子おばあちゃん(おそらく)に教えてもらった薄切り大根の浅漬け、
めちゃくちゃ美味しいです。
漬かって来るとどんどん良い味になってきます。
塩昆布がめちゃくちゃ良い仕事をしてくれます。
昆布の旨みはグルタミン酸でしたっけね。
おそらくH子おばあちゃんは、孫に美味しいものを食べさせてあげたいのではないかなあと思います。
まあ、なんだかH子おばあちゃんの性格的には
「自分が食べたいから」みたいな気持ちの方が強いんじゃないかな?とオットと義妹に言われますが(笑)。
まあ、どっちにしても
私が知らなかった食べ物、
食べたことのない味を教えてくれるのはありがたいし面白いなあと思います。
ちなみに昨日の夕食はごぼうのかき揚げととり天でした。
これもおそらくH子おばあちゃんのリクエストです。
夕飯時、オットが
「H子ばあちゃん、今日は何食べたいって言ってるの?」なんて言って来る最近です。
「昨日はカレーって言ってたけど今日は天丼だって。ごぼうのかき揚げが食べたいみたい。」
と答えましたよ。
ちなみに、H子おばあちゃんはごぼうが好きだったみたいです。
気まぐれなところも、わがままで自己主張が強いところも、
H子おばあちゃんそのものなのだそうです。
亡くなってから10年ぐらい、一切ご供養されていなかったという事実があるので、
「ああしてほしい。こうしてほしい。あれ食べたい。これ食べたい。」
的な自己主張は対応したいと思っています。
それで気持ちが浮かばれるのであれば。
逆に、自分の概念になかった料理を教えてもらえるの、
めっちゃ楽しいと思いますしね。
幽霊って存在するんですね。
っていうか、
幽霊って存在するんですよ。
じゃないと、
私が、会ったこともないH子おばあちゃんの性格とか、好きなものとかを
知りっこないですもんね。
こんな感じで霊感強すぎBBAの生活は続きます。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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