幽霊3分クッキング 1
全く失礼なネーミングですよね。
不謹慎にも程がある。
一体何を考えているのだか・・・。
さて、これはH子おばあちゃんが教えてくれたのか、
もしくは別のご先祖様が教えてくれたのか若干わからないのですが、
おそらくH子おばあちゃんなのでは無いかなあ?と勝手に思っています。
違ってたらごめんなさい。
まず一つがごぼうの酢味噌漬け。
これは本当に簡単で、
ごぼうを太めのじゃがりこぐらいの太さと長さに切って水に晒します。
何度か水を換えると良いみたいです。
水に色が付かなくなったら酢とだしの素で食べやすい硬さになるまで茹でます。
茹でている間に酢味噌の準備をします。
これもめっちゃ適当で、
好きなお味噌とお酢を混ぜて、
お好みで塩昆布を混ぜたり出汁の素を混ぜたり胡麻を混ぜたり鷹の爪を入れたり。
お酢の酸味が強かったら、お砂糖もしくは甘味料で酸っぱさを軽減させます。
この酢味噌を茹で上がったごぼうにまぶします。
熱々の状態でまぶして、覚めるときに奥に味が染みるような感じみたいです。
多少酸っぱく感じることがあっても、漬かってきたらごぼうの甘みが出て
そんなに気にならなくなります。
食事のお口直しとか、お酒のおつまみとかにちょいちょいつまめて便利です。
これはオットが喫煙者で、朝起きると咳をしてゲホゲホゴエゴエするのを
「どうしたもんか・・・。お薬でも飲ませようか・・・。」と思っていたときに
いきなり頭の中にしゅぽ〜ん!と入ってきたレシピでした。
「ごぼうの酢味噌漬けを作れって言われた。」とオットに言いましたら、
「そういえば実家でよくごぼうの漬物作ってもらってたなあ。
ぽりぽりしていて美味しいんだよね。」
と言っていました。
「あれ、ということはH子おばあちゃんが教えてくれたのかなあ・・・。」
と感じました。(違っていたらごめん)
食べやすいし美味しいし、食感はいいし、なので
食べ切ってしまったらまた作る、みたいな感じでほぼ切らすことなく、
喜んで2人でちょいちょいつまんでいました。
しばらくしたら毎朝ゲホゲホゴエゴエやっていたオットの咳が気にならなくなりました。
「薬膳かな・・・?」と思って調べてみましたら、
ごぼうには痰を流すような効果もあるのだそうです。
ごぼうは皮を剥いてカットして、水に晒してアクをとって下茹でして、
と、味付けまでは少し工程が多くて面倒くさく感じるかもですが、
オットの咳が結構マシになって「え、すごい・・・。」と思いました。
最近は別の漬物にハマっていてあんまり作っていないのですが、
これから花粉の季節が本格化してくるので、
また冷蔵庫に切らさないように気をつけようと思います。
お料理研究家の方とか
「これにこれをこれだけ加えて、そんで次にこれを加えて、それからこうして、」
と調理しながら工程を説明するシーンをよく見ますが、
私は自称「クックドゥ方式」を取りがちです。
味付けの何かしらは最初に調味しておいて、
その時に「もうちょっと甘味が欲しいかな〜。」とか「もう少し塩っぽい味が欲しいかな〜。」
とか、慌てることなく好きなように調整できます。
「味が濃くなってしまったなあ。」と思うような場合も、
薄めて使う量を減らせばモーマンタイなので、慌てる必要がありません。
最近オットにお料理を教えているのですが、
先に味を決めてから調味するという方法を採用しています。
そういう意味では、煮物は一番難しいかもしれません。
「だいたいこの辺で止めておけば味が染み込んだり煮詰まったりお野菜の甘味が出るはず。」
っていうのは経験値でしか習得できないのかもしれないなあ〜と思います。
火を止めるタイミングとかね、火の強さとかでも味が変わるので。
おっと行けねえ、熱く語りすぎました。
以上、幽霊3分クッキング1でした。
次は薄切り大根の浅漬けです。
昔の人ってこういうふうに保存性の高い常備菜を多用していたんですね〜。
まるで手取り足取りみたいな感じで教えてくれるので、
感覚で理解できてなんだか嬉しいですよ。
また、美味しいんですよ。(笑)
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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