一安心 補足2

 閲覧いただき、ありがとうございます。
霊感強すぎBBAです。

なんだかどうしても本家のお仏壇に状況が確認したくなってしまいました。

横に細長い部屋にたくさんの「会った事の無い親戚」が雑魚寝している状況の夢をよく見ること、
ご先祖供養が始まってからまた私自身に霊障アタックが始まった事
ここが気になってしまいました。

霊障アタックの中には生き霊アタックもあったことは秘密。



そこで一つ思い浮かんだのは
「繰り出し位牌」です。
実際に誰も確認しに行っていないのでわからないのですが、
ご本家のお仏壇のお位牌が、繰り出し位牌になっているのかもしれない、
ということです。


繰り出し位牌とは、戦時中に空襲などで逃げる際に持ち出しやすいように、
それぞれの戒名をかいたお位牌を、カード状にする方法です。
奥行きの深い、繰り出し位牌入れのケースがあって、
そこに、カード状のお位牌を収納するようになっています。

この形状だと、一番表側にきているお位牌にしか我々現世の人間の弔いの気持ちが届かず、
全てのご先祖さまにはお供えも気持ちも届かないのだそうです。

もう一つの可能性としては
お亡くなりになってから30年経っても「先祖代々の霊位」への魂入れの儀式が行われていなくて、自分専用のお位牌があるので、
例えお亡くなりになってから30年以上経っていても「先祖代々の霊位」には入れなくて
我々のご供養の気持ちが受け取れない(=エネルギーチャージできない)場合もあるのかもしれないなあとも思いました。


ちなみにお位牌は故人がお亡くなりになってから49日までは白木に黒文字のお位牌、
49日法要を過ぎたら黒塗りに金文字のお位牌に入られるのだそうです。

なので、49日法要の時に黒塗りに金文字のお位牌を用意して、
法要のついでにそこに魂入れしてもらうことが多いのだそうです。
ただ、お寺さんも、「49日法要の時までに黒塗りのお位牌を用意しておいてください。」
とは言わないのだそうです。
檀家が「黒塗りのお位牌に魂入れをしてほしい。」とお願いしたらやってくれるみたいです。
仏教だと概ねそうなのだそうです。

そうしてお亡くなりになって30年経ったら「もう現世への執着も消えたことだろう。」ということで「先祖代々の霊位」というお位牌にお移りいただくのだそうです。

現世の執着を断つための期間が30年必要なのですね。
そしてその「現世への執着を断つための時心の準備」として「戒名」が与えられるのだそうです。

「先祖代々の霊位」にお入りいただいて、不要になった
故人の戒名が書かれたお位牌はご住職がお寺に持ち帰ってお焚き上げしてくださいます。


別の宗教の場合はわかりませんがね。(えへ)




そんで、カード状になった繰り出し位牌、
1番のネックは、一番表にあるお位牌としかアンテナが繋がらないことなのだそうです。
故人の戒名が書かれた立派な黒塗りのお位牌があっても、
後ろ側にあったら、お供えしたものも、弔いの気持ちも、届かないのだそうです。

生きている人が一生懸命ご供養しても、その気持ちが届いていないということです。

少し昔で言うところの、携帯の電波繋がってない状態みたいなものです。

それは、いわゆる「無駄骨」と言うことになってしまうみたいです。

カードをシャッフルするように
「今日はこの故人さまを弔おう。」な〜んて、
我々現代人にはなかなかできませんよね。

「なんか、お位牌に触るのもおっかない。バチが当たったらどうしよう?」なんて思ってビビりますよね。

なので、多くの場合は、繰り出し位牌はそのお位牌のカードをシャッフルされることなく、
そのまんまのことが多いみたいです。

これは私の母親の実家のご先祖供養をした時に教えてもらいました。
母親の実家では、普段のご供養はせっせと行われていたのですが、
白木に黒文字の繰り出し位牌でした。

「これじゃあ、こちら側で一生懸命ご供養していても、ご先祖さまに届いていない状況になっちゃっているね。」と行者のおばあちゃんが教えてくれました。

「えっ!今まで一生懸命お参りしたりお供えしたりしていたのに、全部無駄骨だったって言うことなの?」と言いましたら
「残念ながらそう言うことになるねえ。」と言っていました。(泣)

それと、お寺さんの過去帳を辿って見てもらったらお亡くなりになってから30年以上経つご先祖さまも白木に文字の繰り出し位牌の中にはいらっしゃったみたいで下。
それらも全てきちんと把握して、お寺さんにお願いして魂入れの儀式ををしに来ていただきました。

開眼供養の当日、私も参列させていただいたのですが、
蝋燭の炎がありえないぐらいボウボウとものすごい勢いで燃えていて、驚きました。
ご住職はシレッとしていましたがね。

そう言う現象、慣れっこなんでしょうね〜。
さすがは神仏の専門家。

凄過ぎてドン引きしました。

現代では「生臭坊主」なんていう言葉が浸透していて、
非課税で贅沢な暮らしをしているずるい人たち、
みたいな見られ方をしている場合も多いかもしれませんが、
あの人たち(失礼)本当にすごいからね?

何よりもやっぱり一番は、あれほど私に障っていた「志半ばでお亡くなりになった伯父さん」
と、「志半ばで亡くなった伯父さんによって取り殺されたおばあちゃん」が
その後一切私に何かを言ってくるようなことがなかったことです。

不動明王さまが強制的にあの世に送ってくださったおかげもあるかもしれませんが、
先祖には子孫を取り殺す権利があるみたいなので、
ご供養がちゃんと届いていなかったら戻ってくることもできる「はず」なのでは無いかな〜と思います。

でも何も訴えてきていない。
のは、そういうことなんだと思います。


今日は何が言いたかったかというと、「繰り出し位牌」のことでした。
私のおじいちゃんおばあちゃんの世代だと、戦争を生き抜いてきた方が多いので、
「すぐに全部持って逃げられるように」ということで考案されたのが繰り出し位牌らしいです。

終戦して、平和な世の中になったので、人々は復興を果たし、おうちにお仏壇を構えることができるようになりました。
でもね、命懸けで守ったお位牌が、そのまま据え付けられた場合が、意外と多かったみたいですね。

理由はやっぱり「なんか変なことしてバチが当たっちゃったどうしよう。」という
畏怖の念からなのでは無いかなあと思います。

私も行者のおばあちゃんから教えてもらうまでは全然知りませんでした。

あ、不動明王さまは仏教の仏様なので、「仏教ではこうだよ」ということしか教わっていないので、
別の宗教を信仰されている方には別のやり方があるのでは無いかな〜と思います。
なので、まあ、ご参考程度まで。


ちなみに、お義父さんもお位牌には入っていただいたのですが、
お義父さんは家族の中で1人だけキリスト教を信仰していたのだそうです。

そんで、お亡くなりになった際はそのキリスト教会に納骨して、
永代供養もお願いしたのだそうです。

そんで、地元にいる義妹たち曰く
「キリスト教の教会ってなんか行きにくくて、一周忌以外お参りに行けてない。」
とのことなのです。

でも今回のご先祖供養騒動ではお義父さんは一切現れませんでした。
教会で、いい具合(言い方が雑)にご供養されているということなのでしょうかね。

それはそれでとってもありがたい事だと思います。


それでもお供物をお供えするときはお義父さんにも呼びかけていますけどね。
ご供養は生きている人間のためのものでもあるらしいし。


ちなみに自己主張が強いH子おばあちゃんが自ら「これが食べたい」と言って私に教えてくれた漬物があるので、次回はそれを書きますね。
「幽霊に教えてもらった薄切り大根の漬物」(言い方雑)です。

めっちゃ美味しいので
どうぞお楽しみに。

幽霊って、意外と怖く無いでしょ?

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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