アタックナンバーワン 1
閲覧くださってありがとうございます。
専門学校に通っていた頃の出来事のお話をしようと思います。
クラスメイトの中で、特に仲良くしている子が、5人いました。
特にじゃないけど仲良くしている子はもう少しいました。(それは余計な情報)
男子が2人、女子が3人でした。
専門学校生だった頃は、なぜか私の霊感が強いことがみんなに知れ渡っていましたので、
「みんなで肝試しツアーしようぜ!」みたいな催しが行われた時はいつも動員されていました。
ちなみに、私は小さい頃から海が嫌いで、
海水浴する人の気持ちがよくわかりません。
なぜなら、おっかない存在がいっぱいいるし、下手したら浅瀬でも足をすくわれるから。
なので、絶対に海には入りません。
海水浴に誘われてみんなで海に行っても絶対に入りません。
絶対に入りません。
なので、娘は海水浴をしたことがないくらいです。
あ、安全な川遊びには連れて行きましたが。
っと、余談でした。
特に仲良くしていたお友達のグループの1人の子が、同郷の子でした。
ある日、
「お母さんが最近心臓発作で救急搬送されてしまったんだよ。」と打ち明けられました。
「そうなんだ。大変だったね。」と話をしていたのですが、
「心臓が苦しくて救急搬送されたのに、病院では異常なしっていうふうに言われちゃったんだ。」と言う話でした。
今の私だったらわかります。
明らかに酷い症状を呈しているのに、「異常なし、健康体です」と言われて返されると言うことがあると言うことを。
その友達は、地元でも有名な権威のある病院の院長先生の息子さんとお友達だったらしく、
そのお友達に詳細を話したらそのお友達がお父さんに話してくれたらしく、
翌日から待遇がひどく変わったらしいです。(業界の闇的なやつ)
私はそう言うことには一切興味も関心もなかったのですが
「健康体なのに心臓発作って何かしらの別の要因があるに違いないぞ。」
と思いました。
なので、
行者のおばあちゃんのところへその友達を連れて行きました。
「私は所詮しがない人間だから、よくわからないので、不動明王さまに聞いてみようかね。
お母さんの名前、住所を教えておくれ。」とおばあちゃんは言いました。
その子(私の友達)は実家の住所を言い、お母さんの名前を伝えました。
そうしたら、
不動明王さまがお出ましになった時に、
「これは厄介なことだぞ。」と言いました。
私は「?????」と思いました。
当時の私はクソガキだったので、
おばあちゃんと不動明王さまに解決できないことなんてないと本気で信じていました。
不動明王さまは言いました。
「これは生き霊だ。」と。
「???」
と私は驚きました。
「生き霊」だなんて言葉は、その時に初めて聞きました。
不動明王さまは、
「生きているものが災いを起こす場合は、この不動明王の力を持ってしても、何もできない・・・。」と言っていました。
「なにしろ生きているものをどうこうする権限は与えられていないからな。」と。
へえ〜、不動明王さま、万能じゃないのね。
と思いました。
ただ、
「おまえさんの母親は随分と気が強くて言葉がきつい人間のようだな。
複数の人間に恨まれている。
その念が蛇に形を変えて、心臓に巻き付いておるわ。
見えるだけでも5匹はいるぞ。」
と言っていました。
「おそらくそのせいでお前さんの母親は心臓が辛い状況になっているのだろうな。」
と、言っていました。
続きます。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
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