今、動け。

 オットと結婚してまる4年が過ぎました。

そろそろ来るかな?と思っていましたが、やっぱり来ました。

え〜、嫁という存在は、結婚してから3年は「お客さん」的な存在とみなされるらしいです。
霊的に。
なので、ご先祖様も、
「まだうちの者と認めたわけじゃないからな。」という感じで、
様子見をするのだそうです。

結婚して3年を過ぎる頃から
「うちの者として迎え入れてもいいかも。」という感じになってくるのだそうです。

「家の者として迎え入れられた」ということは、その家の霊障も受けるようになるということです。


以前も書きましたが、
ご先祖様には、自分の家の子孫の命を取る権利が与えられているのだそうです。

ご先祖を敬うのは非常に大事なことなのですね。

私が嫁いだのは分家筋だったので、
本家にちゃんとお仏壇があったとのことなので、
ご先祖供養はなされているのだろう。と思って安心していました。

が、
その本家が、今はアパートになっているらしいという話を聞きまして、
嫌な予感がしていました。

本家にあったお仏壇は一体どこへ行ったんだろう?
ちゃんとご供養されているのかな?

本家の筋の親戚とは、断絶していて消息不明な状況みたいでした。

「え、大丈夫かなあ?」と思いました。


そんな日々の中で、
私はオカルトブログを開設して、
ご先祖供養って大事なんだね〜なんて話題を書きました。

そうしたら、
案の定来ました。

え、何が?
オットの家のご先祖様が。私に。

要するに浮霊してしまったんです。



なんだかひどく体調が悪くなってしまい、
横になって休もうにも何かがおかしい。という状況になりましたので
「何かおかしい。これは霊的な何かしらだ。」と思いました。

「ああ、ダメだ乗っ取られる。喋り出しそう。でも浮霊したくない。ダメだダメだ。」
とかなり抵抗したのですが、
乗っ取られてしまいました。

股を開いて正座し、膝に手を置き、背筋をまっすぐにして喋り出してしまいました。
私の体を乗っ取った霊はどうもご先祖様のようでした。

なんだか怒っているみたいでした。
子孫たちが勝手ばかりしていると言っていました。
今はもうない本家の玄関先の風景が目の裏に浮かびました。

私は「あ、先祖供養のことだな。」と思いました。

言いたいことを言い終わったら霊は私の体を離れ、
ガクンという感じで私の体は自由になりました。

私は憑依体質で、いわゆるイタコ体質なので、霊に乗っ取られやすく、
浮霊をしてしまうことが若い頃から頻繁にありました。
その度におばあちゃんからは
「あんたの気持ちがしっかりしていないから乗っ取られるんだよ。強い気持ちを持ってしっかりとしな。」と怒られてばかりいました。

最近(ここ20年ぐらい)はずっと落ち着いていたので霊に乗っ取られない自分になれたんだと思い込んでいました。

でも、違っていた・・・。と思い落ち込みました。



昨晩もまたやらかしてしまいました。
急に頭が痛くなり、体調が悪くなったので横になって休もうと思いましたら
寝てられない状況になり、
「何かおかしい。これは霊的な何かだ。」と思いました。
精一杯抵抗したのですが、また浮霊してしまいました。

霊は前回と同じことを言っていました。
「子孫が勝手ばかりしている。」と。

「このままじゃ家が絶える。」とも言っていました。
そして夫に対して泣きながら
「頼む。頼む。」と言っていました。

「この者(私のこと)を苦しめたいわけではない。」
「せっかく我々の声を聞くことが出来る者がこの家に入ったのだ。なぜ動かない?」

というようなことも言っていました。(私の口が)

それを聞いて私の脳は
「ああ、懸念していた通り、本家のお仏壇は畳まれてしまっているのかもしれないなあ・・・。」と思いました。

まだ実際に確認していないからわかりませんが。

オットは分家の次男の家の長男ですが、
先祖供養をするならバトンはオットが持つべきな状況なんだろうなあと思いました。
しかも霊感が強くて先祖供養の心得も私から聞いているときたもんだ。
「お前がやれや。」って感じなんだろうなあと察しました。

ご霊(多分ご先祖様)が、言いたいことを全部言ったら、私の体が私のものに戻ってきました。
ガクンと体の力が抜けて、自分の意思で動いたり発言したりすることが出来るようになりました。

ご霊(多分ご先祖様)、無念そうに泣いてたなあ・・・。と思いました。
いわば男泣きみたいな感じだったなあ・・・。と。

浮霊しているときは、その霊の感情や風景も私の中に飛び込んできますので、
どれほどの悲しみか、どれほどの焦燥感かも私自身が感じます。
自分の感情じゃないのに悲しいとか、すごく変な感覚ですが、
おそらく私が憑依体質なせいなのではないかな?と思います。


「我々の声を聞くことが出来る者」とは言い得て妙だなあと思いました。
そうか、普通の人は浮霊なんてしないもんなあ。とも思いました。



これはなりふり構わず、親戚中を巻き込んででもご先祖供養の話を進めたほうがいいかもしれないなあと思いました。

幸いなことに、狭い狭い我が家でもお祭りできるような、
ミニミニサイズのお仏壇も今はあるみたいですしね。

あとは本家でお願いしていたお寺さんの宗派を調べて、
近くにその宗派のお寺さんがあるかどうかを調べて
ご先祖供養をしたい旨を相談する、という流れでしょうかね。

これは本当に神仏のプロであるお寺さんにお任せするのが一番みたいなので。


オットのお父さんはお亡くなりになっていますので、
オットのお父さんのお兄さんに本家のお仏壇がどうなっているか、
そしてお寺さんの宗派がわかるかどうか、
そして本家の人とアクセスできるのであればその方法も教えてもらいたいなあと思っていますよ。

「なぜ動かない?」という一言は
「今動け」という意味でもあると思うので、
動きます。

あの悲しみや焦燥感はものすごいインパクトだったので、
オットの尻を叩きながらでも、これは急いだ方がいいぞ、と思いました。

ちなみに、私の浮霊が解けたら、
頭の痛さと具合の悪さはオットに移行しました。

「わー今度は俺が頭痛い。」と言っていました。
「この者を苦しめたいわけではない」と言っていたご霊の言葉は嘘ではなかったんだなあと思いました。

日常的に霊体験をしていたので、
こういう経験も日常の延長線みたいな感じで受け取ってしまうのですが、
「怖い」と感じられたのでしたらごめんなさい。


ちなみに私は、たまに視えるけどいつもいつも明確に視えるわけではありません。

ただ、存在は感じますし、「何か伝えたいことがあるっぽい」的なことはすごくわかります。
そして浮霊しがちです。

ただ霊が視えるだけだと怖いだけなのではないかなと思うのですが、
私はその意志を感じ取ることが出来るので、
共感したりとか、色々大変です。
でも、怖いという感覚はありません。

今は何かしらの霊の存在を感じても
「私は何もしてあげれないんだよ。だからごめんね。」と言ってあげることができます。

おばあちゃんはもういないし、
不動明王様ともそんなにフランクにお話しできる立場にないしね。

あの頃の環境が特殊すぎただけです。





最後まで読んでくださってありがとうございます。

次は実の伯母に憑依された時のお話をしようかな?と思います。
これも印象的な経験でした。


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