宗教に入ったけどやめた話 1

 霊障が強すぎて如何にもこうにもならなかった時期に、
姉の彼氏のニダリンのお師匠さまの勧めで
「霊障解消」を謳うとある宗教に藁をも掴む思いで所属しました。
(おばあちゃんと出会う少し前です)

霊感が強かった私は神仏にお参りするのが好きで、
「お参りしたらなんかスッキリする〜。」という感覚を覚え、
「ここ好き。」と思い、
楽しいから、という理由でかなり頻繁にその宗教団体に通っていました。

そこは仏教系ではなく、神道系の宗教団体でした。

母方の伯父の浮霊事件で
「目に見えない世界がある。」と知った両親も、
同じ宗教に所属しました。

その時に3人目のおばあちゃんに出会って、
私はおばあちゃんのところにも足繁く通っていました。
おばあちゃんの家は
狭くて古くて生活感が満点でしたが空気が澄んでいて楽しいと感じていました。

その空気を吸いに行っていた、という感じでした。




霊感が強い私は
その前に所属した宗教団体の、地方支部の一番偉い人(道場長)のお気に入りになりました。

「貴美ちゃんはすごいよ。貴美ちゃんはいいよ。貴美ちゃんは面白いよ。」
と他の信者さんの前でも、いつも言っていたのだそうです。

私自身は偉い人からそんなにもてはやされているなんてあんまり認識していなかったので、
自分自身は普通にしていたつもりでした。

でもだんだん他の信者さんからもチヤホヤされるようになって
「なぜだろう?」と思うようになりました。

まあ、後から知ったんですがね。私が道場町のお気に入りだったから、だったみたいです。

そのうち、道場長から
「貴美ちゃんは素質があるから幹部になれ。本州にある本部の訓練部で修行をしろ。
私が推薦するから直接訓練部に入れるよ。」
と言われました。

え、何それ。訓練部?修行?幹部候補生?嫌だよそんなの。
と思いました。


それぐらいの時期に、
道場長のお気に入りだった私に対して、
別の幹部さんからの嫌がらせが始まりました。

妬みですかね。。。


人前で諌められることがあって、「なんか嫌。」と思うようになりました。



宗教団体の訓練部に行って修行するのも嫌だし、幹部候補生になって全国津々浦々にある「道場」に派遣される(教育実習生みたいですね)のも嫌だし、今通っている道場の他の幹部さんから嫌がらせを受けるのも嫌だし。



何もかも嫌。
人を幸せにするために宗教って存在しているんじゃないの?
なんでこんなどん詰まりの気持ちにならないといけないの?

と思い、私はその宗教団体からは足が遠のき、
おばあちゃんのところにばっかり行くようになりました。



そこでまた衝撃的な出来事が起きました。
次回の記事で書かせていただきますね。

続きます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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