3人目のおばあちゃん

 私にはおばあちゃんが3人います。

1人は母の母です。
私が生まれる少し前に亡くなってしまったので、会ったことはありません。

もう1人は父の母です。
このおばあちゃんに子供の頃の私はとても懐いていました。
山奥の小さな町の古い家に1人で住んでいたのを心配して、
父親が家を新築した時に同居を申し出ました。
でも、母と姉との折り合いが悪く、
同居して半年ほどで家を出てしまいました。
それっきり会う事は叶いませんでした。

3人目のおばあちゃんは、全くの赤の他人ですが、
この人に出会ったから今の私がある。と言っても過言ではないよなあ。と思っています。

霊障が酷くて日常生活を送ることが困難な状態な高校生だった私は、
いつも非常に困っていました。

当時大学生だった姉の彼氏がとっても霊感が強いという事で、
会って話をする機会を設けてもらいました。

そうしたら、その彼氏(ニックネーム:ニダリン)が
「自分が世話になっているお師匠さんがいるので今度一緒に会いに行こう。」
と言ってくれました。

日を改めてそのお師匠さんに会いに行って、困った時に頼っていました。
とある日、私に取り憑いている霊が大暴れして収集が付かなくなり、困ってニダリンのお師匠さんに連絡をしました。

そうしたら、ニダリンのお師匠さんは
「僕では手に負えないから僕のお師匠様を連れて行くよ。なんとか堪えて待っててね‼️」
と言いました。

要するに、大お師匠さんですね。

そうして小一時間ほどした時に現れたのが3番目のおばあちゃんです。
その人は普通に小柄な田舎のおばちゃんという感じの風貌でした。
首には山武士が身につけるような大きな大きなお数珠を下げていました。

そのお数珠を外して私の身体をさすっただけで、
あら不思議。あんなに息苦しくて仕方がなかったのにスッと楽になりました。


話は前後しますが、何故体調不良ではなく霊障だと判断したのか?
について次の記事でお話ししたいと思います。

最後まで読んで下さってありがとうございます。


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